埼玉県の中央部にある滑川町。ここで子どもたちのための施設の運営をしているのが「あんど」です。

あんどとは?

これまでの12年間は「滑川町学童保育運営協議会」という名前でしたが、2023年4月に法人化。「一般社団法人あんど」に生まれ変わりました。
そして法人化に合わせて、新しくWEBサイト&ロゴを作ることになりました。

ロゴデザインは小学生から公募!

ロゴマークは、学童保育の小学生にデザインを募集。するとなんと172点もの応募作品が集まりました。

あんどが運営する学童は全部で8つ(2022年度)。
12年の歴史がありますが、普段一緒に遊んだりすることはありません。みんなで一緒に何かに取り組むのは、今回が初めてです。

どっさり集まった応募用紙。一つ一つ想いがこもっています。

2023年1月、あんど理事3名とデザインスタッフ2名(2名とも学童の保護者です)の5名で応募作品を検討。
子どもたちのアイデアを活かしながら、プロの手でロゴの形に整えました。

どんなロゴがいいかな〜?

最終的に選ばれた作品はこちらの3点

(左から)熊 優月 さん、橘 幸希 さん、大脇 結菜 さん

熊さんの作品(左)は、カラフルで遊んでいるような文字が、ロゴとして魅力的!存在感があります。

橘さんの作品(中央)は笑顔が印象的。地域の人と子どもたちが安心して暮らしている雰囲気が伝わってきて、あんど(=安堵)がよく表現できています。

完成したロゴマークはこちら

この2つの応募作品から要素を抽出し、ロゴが出来上がりました。

完成したあんどのロゴマーク

3つの笑顔は、年齢・性別・肌の色の異なる3人が&の形に沿うように並んでいます。

あんどのロゴタイプ(文字)は、熊さんの遊び心を引き継いでカラフルに!
文字だけでも使えるようにデザインされています。

3つの笑顔はそれぞれキャラクターづけがあります。上から子ども、保護者、地域の方。

ビジョンアイコンも作っちゃおう!

そして大脇さんの作品(右)。
おもちゃは人気のモチーフでしたが、大脇さんの積み木はデザインとして完成されています。みんなで協力して一つのものを作り上げる「共創(きょうそう・一緒に作ること)」を表現している素敵なデザイン。

惜しくもロゴには選ばれなかったのですが、かといって不採用にするには惜しい!
本来予定にはなかった、あんどが目指す姿を表す「ビジョンアイコン」として使用していくことになりました。

大脇さんの応募作品ほぼそのままのデザイン
大人たちの解釈で、それぞれの要素に意味を持たせました。

地域の大人たちみんなで、子どもたちを支えていく。
これが「あんどの目指す方向性を示す図(=ビジョンアイコン)」です。

学童のみんなにありがとう!

採用に至らなかった中にも、熱い想いのこもった素晴らしい作品が沢山ありました。学童わくわくクラブのみなさん、心のこもった作品を応募してくださりありがとうございました。

新しいWEBサイトとロゴ、そして新しい一般社団法人あんどをこれからもよろしくお願いいたします。